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お葬儀の豆知識

2023/12/03

無宗教葬儀とは?メリットやデメリット、その後の法要はどうなる?無宗教でお墓は建つ?

無宗教葬儀とは?メリットやデメリット、その後の法要はどうなる?無宗教でお墓は建つ?
・無宗教の葬儀とは?デメリットはある?
・無宗教の葬儀後、一周忌などの法要は?
・無宗教のお墓は建つ?

無宗教葬儀」は、宗教や慣習に縛られない自由な葬儀です。
事前に決められた儀式や形式にとらわれず、故人にふさわしい送り方を自由に行うことができます。

もし故人を明るく送りたいのであれば、お別れ会のようなスタイルを選ぶこともできるでしょう。

本記事を読むことで無宗教葬儀とはなにか?特徴や進め方、新しい無宗教葬儀のスタイルや、葬儀後の法要や納骨など、無宗教の供養まで分かります。

 

無宗教葬儀とは

家族葬の訃報は事後報告が一般的です
◇「無宗教葬儀」とは、宗教的儀式を問わない自由な葬儀です

従来の葬儀は、仏式・キリスト教式、神道式など、宗教葬として執り行います。
これに対して無宗教葬儀は基本的に、宗教儀式を行わない葬儀です。

まだまだ全体に占める割合は13%と少数派にはなりますが、無宗教葬儀の件数は年々増加しています。

 

<無宗教葬儀の割合>
・仏式の葬儀 …約80%
・無宗教葬儀 …約13%

 
沖縄は個人墓地に建つお墓が多く、他県のように特定の寺院に属する「檀家制度」がそもそも根付いていませんが、全国的には離檀により菩提寺を持たない家が増えたことも、無宗教葬儀が増えた背景として大きいです。

宗教的に自由な沖縄でも一般的に仏教の葬儀が行われています。
けれども無宗教葬儀では、一からご遺族の希望に沿って葬儀をデザインできるため、音楽葬やホテル葬など、より多彩な葬儀スタイルが多い傾向です。

 

[参考]
・株式会社ニチリョク(2018年調査)

 

無宗教とは

◇「無宗教」とは、特定の宗旨宗派を信仰しない考え方です

特定の宗派や宗教を信仰しない考え方や立場は「無宗教」と称されます。
沖縄は特定の宗旨宗派を信仰する家は少ないですが、独自の祖霊信仰に基づく年中行事や儀礼が多いです。

 

<無宗教の注意点>
●ただし無宗教の人々は、神仏の存在を否定しているわけではありません。
…神仏の存在を否定する「無神論」とは違いますので注意をしてください。

 
日本では無宗教を持つ人が多いと言われていますが、同時に神社やお寺を訪れる人も多いため「無宗教」という言葉よりも「無信仰」と表現されることがあります。

 

無宗教葬儀が向いている人

今、沖縄の葬儀で家族葬を選ぶ3つの理由
◇一から葬儀を組み立て、より自由な葬送がしたい人々が向いています

無宗教葬儀は、「自由葬」です。
特定の宗旨宗派に基づいた葬儀ではできない、故人を追悼する、よりオリジナルな演出ができます。

無宗教葬儀の自由度から、主に下記のような人々に選ばれてきました。

 

<無宗教葬儀が向いている人>
①宗教に興味がない ・特定の信仰を持たない
・宗教色のある行事が苦手
・葬儀のしきたりに違和感
②オリジナルの葬儀がしたい ・故人の遺志に沿いたい
・形式張ったことが苦手
・故人の趣味や情熱を称える
③納得できる葬儀がしたい ・思うように故人を偲びたい
・最期の時間を自由に過ごしたい

 
故人が生前に音楽を愛していたならば、故人が好きだったクラシックやロックなどの音楽を流す「音楽葬」も良いでしょう。

またガーデニングの趣味が反映された葬儀、華やかな祭壇で見送りたい葬儀など、自由な無宗教葬儀のスタイルはさまざまです。

 

無宗教葬儀のメリット

◇無宗教葬儀のメリットは、宗旨宗派に縛られず自由な葬儀ができる点です

「自由な葬儀」自由葬は、葬儀の形式ばかりではなく、予算に合わせた葬儀をプランニングすることもできます。

香典を辞退して会費制度にしたり、法要を執り行わない、戒名がいらないならば、読経供養によるお布施や、戒名料も支払う必要がありません。

 

<無宗教葬儀のメリット>
[費用面] お布施代が掛からない
・戒名料が掛からない
[葬儀面] ・故人の遺志が反映できる
・ご遺族が納得する葬儀ができる
宗旨宗派に縛られない
(自由なスタイルで故人を送り出す)

 
無宗教葬儀は宗教的な儀式や慣習に縛られることなく、故人の遺志やご遺族の希望を最優先に反映するメリットがあります。

また他の宗派の人でも参加できない儀式に参加することが可能です。
どのような宗旨宗派の人でも、故人との最期のお別れに参加して、お別れの時間を持つことができます。

 

無宗教葬儀のデメリット

◇親戚や、身内からの同意が難しいこともあります

「無宗教では故人がさまよってしまう」と心配する高齢の親戚など、無宗教葬儀に納得できない人々もいるでしょう。

無宗教を選ぶ人の多くが天国や浄土、あの世の概念があまりないため、そもそも「故人の魂が彷徨う」などは気にしていない傾向があります。

 

<無宗教葬儀のデメリット>
①身内や親族からの同意が得にくい
②「喪中」の意識が薄くなる
③参列者への適切な説明が必要

 
無宗教葬儀では、香典や供花、供物の辞退を申し出たり、葬儀後の法要を省略する人も少なくありません。

従来の葬儀では葬儀後も四十九日法要、一周忌と法要が進みますが、無宗教葬儀はその後の法事も自由なので、なかには「喪中の意識もなく、気が付けば1年が経っていた」との体験談も多いです。

 

●大切な家族を失った悲しみは、葬儀や法要などのセレモニーを積み重ねて区切りを付け、癒していくこともあります。

 
そのため区切りのないまま時だけが過ぎ、哀しみが癒えないご遺族もいます。
ただし無宗教葬儀は法事やお墓の建立、初盆などもご遺族の希望により執り行うことはできますので、哀しみを癒すセレモニーとして弔辞を検討しても良いでしょう。

 

無宗教葬儀の具体例

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◇無宗教葬儀は進行プログラムも自由です

無宗教葬儀には、定められた形式が存在しません
ご遺族が希望するように、最初から内容や進行をプログラムできます。

ただ一般的には、仏式の葬儀から宗教的な要素を除いた形式です。
ここでは、このような一般的な無宗教葬儀のプログラムをご紹介します。

 

<一般的な無宗教葬儀プログラム>
[プログラム] [内容]
①入場 ・参列者の入場
②開式挨拶 ・司会による開式挨拶
③黙とう ・読経供養の代わり
④献奏 ・故人が好きだった曲
・生演奏の披露
…など
⑤経歴紹介 ・故人の生涯を紹介
⑥スライド上映 ・写真のスライドショー
(生前の故人を偲ぶ)
⑦弔電紹介 ・届いた弔電の朗読
⑧喪主挨拶 ・喪主による参列者への挨拶
⑨献花 ・遺族、親族、参列者の順番
・一人ずつ花を供える
⑩お別れの時間 ・皆で故人と最後のお別れ
⑪閉式挨拶 ・司会による閉式挨拶(葬儀終了)

 
沖縄では葬儀当日の午前中に火葬を済ませる「骨葬」が一般的ですが、火葬前に葬儀を執り行う全国的な葬儀手順に沿った場合、閉会挨拶の後に出棺となります。

出棺時には喪主挨拶が行われ、火葬後には火葬場まで参列した身内や親族で会食「お斎(おとき)」の場を設ける流れが、全国的な無宗教葬儀の流れです。

 

無宗教葬儀の種類

◇無宗教葬儀では、音楽葬とお別れの会が多いです

無宗教葬儀は自由ですので、会費制でホテルで食事をしながら行う「ホテル葬」や、最近では、葬儀でカラオケを行う「カラオケ葬」まであります。

 

<無宗教葬儀のさまざまな種類>
[種類] [内容]
①音楽葬 ・故人が好きな音楽を流す
・楽器による生演奏や生歌で演出
・音楽をBGMとして流す
②お別れの会 ・人々が集まり故人を偲ぶ
・火葬後に遺骨を前に集まり偲ぶ
(骨葬)
③レストラン葬 ・レストランが会場
・食事をして故人を偲ぶ
④ホテル葬 ・密葬後の葬儀が多い
(社葬や偲ぶ会など)
・パーティー形式
⑤キャンドル葬 ・祭壇や会場をキャンドルで飾る
・幻想的な雰囲気を演出

 
無宗教葬儀ではプログラムや会場に宗旨宗派による縛りがないので、会場さえ確保できれば、葬儀プログラムや内容に決まり事はありません。

沖縄では葬儀当日に火葬を済ませてから執り行う「骨葬」が多いですが、なかには火葬したご遺骨を粉骨して、海に撒くセレモニーを葬儀とする事例もあります。

 

無宗教葬儀で、法事やお墓はどうなる?

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◇無宗教葬儀の後、法事やお墓もご遺族の自由です

無宗教の葬儀を執り行うと言うことは、仏教やキリスト教、神道などの宗旨宗派に属さない無宗教・無信仰となります。

反対に考えると法事を執り行うことも、お墓を建てることも、ご遺族の自由です。
ただ無宗教での「法事」は、役割が異なるでしょう。

 

<無宗教と仏教の法事の違い>
[仏教の法事] ●読経供養を行う
・ご先祖様の供養
・故人の追善供養
[無宗教の法事] ●読経供養はない(自由)
・故人を偲ぶ会
・哀しみを癒す

 
無宗教の葬儀や法事に読経供養は必要ありませんが、従来の形式として読経供養を望むならば、葬儀社などに相談して、派遣僧侶を手配すると良いでしょう。

仏教では故人の魂が成仏するため、親戚身内が集まり追善供養をし、キリスト教(カトリック)では、故人は生前の罪を懺悔して神様の元で安らかに眠ります。

無宗教ではこのような宗教的概念がないため、生前の故人を知る生きる者が集まり、故人を偲び哀しみを癒すためのセレモニーとなるでしょう。

 

無宗教葬儀後、ご位牌は?

◇無宗教葬儀でも、ご位牌は用意できます

ただし位牌に彫刻する戒名は仏教によるものです。
そのため無宗教では戒名を入れずに、故人の生前の名前「俗名」を入れるでしょう。位牌に魂を入れる「開眼供養」も行わないご遺族が多いです。

 

<無宗教と仏教のご位牌の違い>
[仏教のご位牌] ・戒名が入る
・開眼供養を執り行う
・ご本尊がいる
[無宗教のご位牌] ・俗名が多い
・そのまま祀る
・ご位牌中心が多い

 
無宗教葬儀後のご位牌で、戒名や仏壇の有無はご遺族の自由ではありますが、手元供養用の祭壇にご位牌を中心に祀るスタイルが多く選ばれています。

 

無宗教葬儀後、お墓は?

◇公営墓地や民間霊園であれば、お墓が建ちます

無宗教の人々が葬儀後にお墓を建てることはできますが、寺院墓地では入檀が条件となっている場合があるため、注意は必要です。

 

<無宗教でお墓を建てるには>
●広く住民がお墓を建てるためにある公営墓地や、宗旨宗派を問わない民間運営の民間霊園であれば、一般的にお墓を建てることができるでしょう。

 
ただ、寺院墓地でも合祀墓や納骨堂に納骨するならば、宗旨宗派を問わない寺院もありますので、気に入った墓地が寺院墓地であれば確認を取りましょう。

特に沖縄では寺院墓地が少なく、納骨堂などに留まることが多いため、宗旨宗派を問わない寺院が多いです。

 

 

まとめ:無宗教葬儀は、宗教的儀式がありません

まとめ:無宗教葬儀は、宗教的儀式がありません
「無宗教葬儀」とは「自由葬」とも呼ばれるように、ご遺族の自由に一からカスタムできる葬儀スタイルです。

無宗教葬儀ですので、読経供養や焼香、玉串奉奠などの宗教的儀式は含める必要はありませんが、ご遺族が望むならば読経供養もできます。

沖縄では葬儀後、独自の祖霊信仰に基づく法事が伝統的ですが、近年では個人墓地から民間霊園へのお墓の引っ越し(改葬)をきっかけとして、さらに自由度が高い葬儀スタイルも見受けるようになりました。

 

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Point.1

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お葬式は地域の風習によってやり方が違います。相談で不安や悩みの解決策が見つかりますので、ご都合のつく時に相談に訪れることをおススメします。

Point.2

葬儀費用がわかります

葬儀費用は相談内容や葬儀社によって変わります。後悔しないために複数の葬儀社でお見積りを取ることをおススメします。

Point.3

ご希望のお葬式ができます

相談される方のご希望のお葬式に添えるように、下準備も含めて事前にご相談ください。

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