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お葬儀の豆知識

2022/06/06

【家族が亡くなったら】まずやることとは?葬儀の準備まで12の事柄

【家族が亡くなったら】まずやることとは?葬儀の準備まで12の事柄
病院で家族が亡くなったら、まず霊安室へ運ばれますが、基本的に長くて約24時間ほどで遺体を搬送しなければなりません。

遺体の搬送を依頼する葬儀社を決める他、搬送先は自宅か斎場の安置室か…、搬送先まで決定する必要がありますし、必然的にお通夜や葬儀の会場や規模まで、方針を決める必要があるでしょう。

その間にも、家族や近親者へ家族の訃報を連絡したり、僧侶の手配、行政手続き関係まであるため、整理して進めなければ大変です。

今回は、家族が亡くなったらまずやること、ご臨終の当日~通夜前日までの12の事柄をお伝えします。

【家族が亡くなったら】臨終~葬儀の準備、
まずやるべき12の事柄

ご臨終時の儀礼

ご臨終時の儀礼
家族が亡くなったら、病室では故人に末期(まつご)の水や、清拭(せいしき)などの儀礼を行い、遺体は病院の霊安室へ搬送されます。

<ご臨終後の病室での儀礼>

(1)末期(まつご)の水
(2)清拭(せいしき)
(3)エンゼルケア

 

主には看護師が主導して行ってくれるので、遺族はそれに倣い進めれば良いでしょう。

末期(まつご)の水

臨終の時に立ち会った人々が、順番に故人の口に水を含めます。今では故人の枕元に水を入れたコップを置いて儀礼とする病院もあるでしょう。

清拭(せいしき)

入浴のできない人のお世話など、介護でも体を清潔にするための清拭(せいしき)は行われますが、これと同じです。
身体を温かいタオルなどで拭き清め、清潔にスッキリとしてあげます。

エンゼルケア

エンゼルケアも清拭と同じように、遺体を清潔に保つことも目的のひとつです。

ただ、その後に脱脂綿を鼻の穴などに詰め、旅立ちに向けてお化粧、髪を整えるなどして、元気な頃のように美しく整えます。

清拭(せいしき)+旅立ちのお手伝い」がエンゼルケアと言えるでしょう。

家族が亡くなったらやるべき、12の事柄

家族が亡くなったらやるべき、12の事柄
以上の臨終~霊安室までに行う儀礼は、病院やかかりつけ医の看護師さんが主導して進めてくれますが、霊安室以降の段取りは家族が進めなければなりません。

冒頭で病院の霊安室が利用できるのは、一般的に24時間ほどとお伝えしましたが、病院のタイミングによっては数時間で出なければならないこともあります。

ですからまずは、遺体の搬送を依頼する葬儀社を決めること、搬送先を決めることが先決です。

<家族が亡くなったらやるべき12の事柄>

(1)搬送先を決める
(2)医療費の清算
(3)死亡診断書をもらう
(4)葬儀社を決める
(5)遺体の搬送
(6)僧侶の手配
(7)葬儀社と日時を決める
(8)死亡届を提出
(9)死体火葬許可証をもらう
(10)葬儀日程のご案内
(11)世話役をお願いする
(12)僧侶に読経を依頼する

 

以上の12の手順が、家族が亡くなったら、お通夜前までにまずやること、12の事柄です。

搬送先を決める

霊安室からどこへ搬送するのかを決めます。

昔は自宅へ搬送するのが一般的でしたが、最近では斎場の安置室に搬送して、そのまま葬儀を執り行う家が増えました。

斎場の安置室を利用する場合、この時点で葬儀社及び葬儀の規模や会場まで、ある程度決定していることになります。

医療費の清算

病院を出る時には医療費を清算します。
医療費の清算が済むと、受け付けで死亡診断書をもらうでしょう。

ちなみに、闘病により医療費が高額になっていた場合、故人が高額医療費の還付を受ける権利があるかもしれません。

故人が最後に診察した診療日から2か月後の月末に、高額医療費の書類や案内が届くようでしたら、申請を行うと良いでしょう。

死亡診断書をもらう

死亡診断書は、死亡届とひとつの書類になっているため、そのまま役所へ提出することで、死亡届の提出になります。

<死亡診断書>

(1)病院で亡くなった … 受け付けで受け取り
(2)自宅で亡くなった … 臨終を確認した医師が発行

 

自宅で死亡してから24時間以内にかかりつけ医が診断し、死亡診断書が出された場合は問題ありませんが、自宅で家族が亡くなると検死に回されることがあるでしょう。

<死体検案書>

事故死
・変死
・自死
・事件の疑い

…など。

 

このような場合は救急車ではなく警察に連絡し、遺体は警察で検視に回され「死体検案書」が交付されます。

一度検死に回されると、時には何週間も返ってこないうえ、遺族は遺体に触れることもできないので、特別なケースでなければ、危篤状態の時に救急車を呼びましょう。

 

葬儀社を決める

病院の霊安室へ遺体が安置されている間に、葬儀社を決めます

どうしても葬儀を任せる葬儀社が時間内に決まらない場合、病院で提携している葬儀社を紹介してもらえますが、一般的な葬儀社よりも割高傾向です。

早々に葬儀社を決めるためにも、葬儀社3つの種類、それぞれで見積もりを取って比較検討します。

<葬儀社の種類>

・互助会
・共済、JA(農業協同組合)、生協など
・葬儀専門業者

 

取り合えず遺体の搬送だけを依頼することはできますが、できれば遺体の搬送時には、葬儀まで任せられる葬儀社を決めておくと、後々がスムーズでしょう。

 

遺体の搬送

遺体の搬送先が自宅であれば、故人を迎える準備が必要です。
全国的に遺体は北枕で寝かせますが、沖縄では西枕の家が多いでしょう。

<故人を迎える準備>

・遺体を寝かせる場所(北枕/西枕)
・枕飾り
・神棚は「神封じ」をする

 

遺体を寝かせる場所は仏間などが多いです。お仏壇がある家はお仏壇の前に安置することが多いでしょう。

神封じは神棚の扉を閉めて、半紙を両扉をまたいで貼ります。
枕飾りは一般的に、葬儀業者で一式を用意してくれます。

 

僧侶の手配

家族が亡くなったら、お通夜前にも故人の枕元で枕経を唱えていただくため、僧侶にお願いをすることもできます。

全国的には菩提寺(家墓が建つ寺院墓地のお寺など)があり、菩提寺のご住職に家族の臨終早々に連絡をしますが、沖縄では菩提寺のない家がほとんどです。

<僧侶の手配>

・近隣の寺院へ相談
・葬儀社から紹介してもらう

今では葬儀社が手配してくれることが多いでしょう。

 

最終的な葬儀費用に僧侶の読経費用(お布施)も含まれる葬儀業者が増えましたが、一般的には読経供養1回につき、約3万円を目安にお布施を包みます。

この時、故人のあの世の名前「戒名(かいみょう)」を依頼する家もありますが、沖縄では独自の祖霊信仰があるため、生前の名前「俗名(ぞくみょう)」のまま、葬儀を執り行う家も多いです。

 

葬儀社と日時を決める

葬儀社と葬儀方針や日時の打ち合わせです。
火葬場の状況によっては葬儀まで4、5日かかることもあります。

家族が打ち合わせ前に決めておきたい事柄は下記です。

<葬儀社との打ち合わせ>

・喪主
・葬儀形式(家族葬/密葬/一日葬/一般葬/直葬など)
・葬儀の規模(案内する範囲)
・場所
・香典の受け付けの有無(香典返しの有無)
・予算

 

地域によっては香典辞退(香典返しを準備しない)をするところもあります。香典辞退によりおもてなしの必要はなくなりますが、相互扶助が期待できないため、遺産などで賄わなければなりません。

 

死亡届を提出

死亡届は原則、家族が亡くなってから1週間(7日間)以内に提出します。
(前述したように、病院からもらった死亡診断書と一体です。)

<死亡届の提出先>

・故人の本籍地
・臨終が確認された地域(所轄の役所)
・届出人の住む地域(所轄の役所)

 

基本的に死亡届は24時間、年末年始も年中無休で受け付けしてくれます。

死体火葬許可証をもらう

死亡届が受理されると、「死体火葬許可証」をもらいますので、これで遺体の火葬が可能になります。
そのため葬儀前には死亡届を提出しなければなりません。

火葬場で火葬を行うと、今度は「埋葬許可証」をもらえるので、この埋葬許可証によりお墓への埋葬が可能になります。

分骨を希望する場合は火葬場で済ませることで、手続きがぐっとスムーズになるでしょう。

葬儀日程のご案内

訃報の知らせは、故人との関係性に合わせて、3段階で行うと良いでしょう。
ご案内をする人は、親族の他、故人の年賀状スマホの連絡先などを参考にします。

<訃報の知らせ、3段階>

(1)危篤時
(2)臨終の後すぐ
(3)葬儀の日時が決定した後

 

危篤時には本人が最期に会いたい人々を中心に知らせ、ひと目会いに来てもらう連絡です。
臨終後すぐに連絡する先は、危篤を知らせた人々や僧侶などです。

葬儀に日時が決定した後に知らせる人々は、仕事関係者など、社会的な繋がりを持つ人々になるでしょう。

 

世話役をお願いする

小さい規模の家族葬などでは、葬儀社スタッフが受け付けから裏方まで、全て担ってくれる葬儀が増えました。

昔ながらの葬儀で、特に自宅葬を執り行う場合には、(故人が現役だった場合)職場の同僚など、信頼できる人々に協力をお願いし、そのなかなか代表的な役割として世話役をお願いします。

葬儀経験のある年配の人や、気遣いの得意な女性の人々などが世話役になることが多いでしょう。

 

僧侶に読経を依頼する

家族が亡くなってすぐ、枕飾り前に遺体を寝かせた頃にお願いする読経供養が、「枕経(まくらきょう)」です。「枕のお勤め」「臨終勤行(りんじゅうごんぎょう)」などとも言われます。

<現代では枕経を行わない場合も>

・昔のように自宅で遺体を安置する場合には、僧侶にお願いして枕経をお願いしていましたが、斎場の安置室などでは設備や環境上、枕経を省く、通夜に行う事例も増えました。

 

葬儀社と打ち合わせをしながら、僧侶の手配を進めると良いでしょう。
枕経を行う際には、特に喪服などを着る必要はなく、家族は後ろでそっと聞いています。

葬儀社との打ち合わせ前には喪主を決めますが、一般的に喪主は故人と最も近しい関係性の人(妻・子ども・親兄弟など)です。

けれども大切な家族を失ったショックから、喪主を務めるには充分な力がないこともあるでしょう。

葬儀では気丈に喪主挨拶を行わなければなりません。無理に喪主を受けることなく、家族に相談をして喪主を代わってもらうことも、もちろん可能です。

 

まとめ

臨終からお通夜前までに、家族がやるべき12のこと

(1)搬送先を決める
(2)医療費の清算
(3)死亡診断書をもらう
(4)葬儀社を決める
(5)遺体の搬送
(6)僧侶の手配
(7)葬儀社と日時を決める
(8)死亡届を提出
(9)死体火葬許可証をもらう
(10)葬儀日程のご案内
(11)世話役をお願いする
(12)僧侶に読経を依頼する

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Point.1

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お葬式は地域の風習によってやり方が違います。相談で不安や悩みの解決策が見つかりますので、ご都合のつく時に相談に訪れることをおススメします。

Point.2

葬儀費用がわかります

葬儀費用は相談内容や葬儀社によって変わります。後悔しないために複数の葬儀社でお見積りを取ることをおススメします。

Point.3

ご希望のお葬式ができます

相談される方のご希望のお葬式に添えるように、下準備も含めて事前にご相談ください。

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