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お葬儀の豆知識

2023/09/01

通夜や葬儀での香典の渡し方マナーとは?何と言って渡す?ふくさがない時の渡し方とは?

通夜や葬儀での香典の渡し方マナーとは?何と言って渡す?ふくさがない時の渡し方とは?
・通夜や葬儀での香典の渡し方とは?
・香典の準備の仕方は?
・香典を渡す時は何と言って渡す?
・ふくさがない時、香典の渡し方は?

突然の通夜や葬儀への参列でも、香典の渡し方マナーは大切ですよね。
香典の渡し方や、お焼香の仕方など、丁寧なマナーで弔意を表すことができます。

本記事を読むことで、通夜や葬儀での香典の渡し方や準備の仕方、香典を渡す時に添える言葉が分かります。

後半では、突然のことでふくさが用意できなかった時のマナーもお伝えしますので、どうぞ最後までお読みください。
 

香典の渡し方とは?

ご香典はどこに郵送する?
◇香典の渡し方は、受付でお悔みの言葉を添え、両手でお渡しします

香典をお渡しするタイミングは、お通夜や葬儀での受付です。
昔は親族のみで執り行うお通夜が多かったものの、現代は葬儀と同じような形式で行う「半通夜」が多いでしょう。

そのため通夜、葬儀いずれも会場の受付で香典をお渡しします。
 

<香典の渡し方>
(1)受付で記帳をする
(2)香典を取り出す
(3)香典をお渡しする

 
以上の3つの手順で進めます。
通夜や葬儀では受付係に香典をお渡しするので、ご親族や葬儀スタッフであることも多いでしょう。

けれどもご遺族に対するのと同じように、お悔みの言葉を添えながら香典をお渡ししてください。
 

(1)受付で記帳をする

◇香典は受付で記帳を済ませてからお渡しします

香典の渡し方は、まず記帳からです。
受付で記帳を済ませる際、受付係に一礼をした後、お悔みの言葉を添えると良いでしょう。
 

<受付でのお悔みの言葉>
・「この度は、心からお悔やみを申し上げます。」
・「この度は、誠にご愁傷様でございます。」

 
などなど、一般的なお悔みの言葉で構いません。
反対に長いお悔みの言葉では、後に続く参列者もいますので、失礼に当たります。

受付での記帳は、芳名帳に倣い住所と氏名を書きましょう。
連名であれば格上の参列者が右側、代理の場合は依頼された人の住所氏名を記入し、最後に(代理)と書き添えると良いです。
 

(2)香典を取り出す

◇香典はふくさ(袱紗)に入れて持ち歩きます

ふくさ(袱紗)」とは、香典や祝儀を入れる布の袋や、小風呂敷です。
弔事では紫や深緑、光沢のない黒などの地味なものを選びましょう。
 

<ふくさから香典を取り出す>
①左開きで取り出す ・右手にふくさを乗せる
・左手でふくさを開く
・香典を取り出す
②ふくさを香典の下に敷く

 
そのためふくさに香典を入れる時には、左開きで正位置に落ち着くよう、上下を調整すると良いです。

ふくさから取り出した後は、ふくさをお座布団のようにして香典を上に置きます。
お布施で利用する切手盆と同じ役割です。
 

(3)香典をお渡しする

◇香典の渡し方は、相手に文字が読めるように差し出します

香典はふくさをお座布団にしたまま、相手に香典の文字が読める向きにして、差し出すと良いでしょう。
 

<香典をお渡しする>
①相手に文字が見える向きにする
(ふくさを下に敷いたまま)
②香典に両手を添える
③香典を差し出す

 
香典の渡し方では、ふくさはそのまま、香典のみをお渡しします。
香典を差し出す時は両手を添えて、相手に文字が読めるように、手で文字が隠れないように添えましょう。
 

自宅葬での香典の渡し方は?

◇自宅葬では受付のない通夜や葬儀も多いです

会場に受付のない自宅葬などでの香典の渡し方は、ご遺族に直接お声を掛けて渡したり、ご霊前にお供えをします。
 

<受付のない自宅葬:香典の渡し方>
①ご遺族にお渡しする [ご遺族にお声を掛ける]
・お声を掛けるタイミング
・お悔みの言葉を添える
②ご霊前に供える [お焼香の後]
・ご遺族に許可を得る
・ご遺族に香典をお渡しする

 
ご霊前に供える香典の渡し方は、参列者の人数やご遺族の様子により、臨機応変に対応することになるでしょう。

自分がお焼香をする以前から、香典が御霊前に積まれていた時には、ご遺族にお断りをして自分で香典をご霊前に供えることもあります。

また参列者が少ない時にはお焼香の後、お仏壇近くに座るご遺族を向き、お悔みの言葉を述べた後で、「ご霊前にお供えください」と香典をお渡ししても良いでしょう。
 

香典の渡し方:準備は?

香典の渡し方:準備は?
◇通夜や葬儀での香典の表書きは「ご霊前」です

通夜や葬儀など、故人が成仏するまでの「忌中(きちゅう)」とされる四十九日前に参列する際のご香典は、「ご霊前」となります。

一方で四十九日後、故人が成仏してからの弔問では「ご仏前」です。
ただしキリスト教式や神道、仏教でも浄土真宗では「ご香典」の表書きは失礼にはあたりません。
 

<香典の渡し方:準備>
[不祝儀袋] ・5千円以内…水引きが印刷された袋
5千円以上…水引きが別
[墨の色] 通夜、葬儀…薄墨
・四十九日法要…黒墨
[表書き] 四十九日以内…ご霊前
・四十九日以後…ご仏前
・全般に適用…ご香典
[封筒の表] 中央上部…表書き
・中央下部…氏名
[内袋] 表(中央)…金額
・裏(左下)…住所、氏名
[内袋なしの場合] ●表
・中央の上部…表書き
・中央の下部…氏名
●裏
・左下…住所、氏名
・氏名の左横…金額

 
一般的な仏式の通夜や葬儀では、上記のように香典を整えるのが正しい渡し方です。
キリスト教式で表書きは「御花代(料)」、神道では「御玉串料」とも書きます。
 

[キリスト教式の葬儀]
・キリスト教式の葬儀に参列する時のマナーとは?服装や香典の整え方、服装や献花まで解説

 

香典を包むお金の目安は?

◇香典で包むお金は、友人知人で約3千円~1万円円/1人ほどです

香典を包むお金の目安は、友人知人であれば約3千円~1万円/1人ほど、平均的に現代の沖縄で香典を包むお金の目安は、約5千円ほどでしょう。
 

<沖縄で香典を包むお金の目安>
●友人知人の場合
[沖縄式の一般葬(50人以上)] ・約千円~5千円
(平均値:約3千円)
[家族葬など(50人以下)] ・約5千円~1万円
(平均値:約5千円)

 
従来の沖縄の規模の大きな一般葬であれば、友人知人で約千円~5千円が目安です。
中部など、地域によっては自治体で香典の金額を統一する地域もあります。

ただ近年増えた家族葬など、約30人以下ほどの小さい規模になると、友人知人でも香典は約5千円~1万円が平均値となり、故人と親しかった人などは1万円を包むこともしばしばです。
 

 

香典の渡し方:何と言って渡す?

香典の渡し方:何と言って渡す?
◇香典に添える言葉は、短めなお悔みの言葉で問題はありません

むしろ葬儀の席で長話をすることは、マナー違反とも捉えられますので、言葉は短く、マナーや態度で弔意を表すと良いでしょう。
 

<香典の渡し方:添える言葉>
・「この度はご愁傷様でございました」
・「この度はお気の毒でございました」
・「この度は心よりお悔み申し上げます
・「お納めください」
・「ご霊前にお供えください」
(自宅葬の場合)

 
多いお悔みの言葉ですが「ご冥福をお祈りいたします」は、「ご冥福」が仏教用語なので仏式の通夜や葬儀に限ります。

キリスト教式や神道であれば「安らかでありますよう祈ります」などとなりますが、「お悔み申し上げます。」の言葉は、あらゆる宗旨宗派で利用可能です。
 

 

通夜や葬儀の席は言葉を少なく

◇通夜や葬儀の席では、お悔みの言葉のみ言葉は少なく終えます

先にも触れたように通夜や葬儀の席で長話はマナー違反です。
弔意を示す人々の騒音にもなりますし、ご遺族を元気づけたい気持ちにもなりますが、当日ご遺族は忙しいでしょう。
 

<通夜や葬儀の席での注意点>
・私語を慎む
死因を聞かない
・忌み言葉に注意をする
・長居しない
・闘病などネガティブな話を避ける

 
通夜や葬儀は故人が亡くなって間もないセレモニーですので、ご遺族は忙しく気が張っているものの、気持ちの整理はついていないものです。

むやみな言葉に傷つけぬよう、言葉少なに、沖縄では会食の席も少ないですから、お焼香を済ませたら早めに切り上げることをおすすめします。
 

ふくさがない時、香典の渡し方は?

ふくさがない時、香典の渡し方は?
◇ハンカチや小風呂敷もふくさの代用になります

ふくさはもともと小風呂敷ですので、ハンカチや小風呂敷で包んで持ち歩いても問題はありません。

ただしハンカチは光沢のない白か黒、小風呂敷も無地の紫や深緑、光沢のない黒など、葬儀で悪目立ちしない素材を選びましょう。
 

<ふくさがない時、香典の渡し方>
(1)受付で記帳を済ませる
(2)お悔みの言葉を伝える
(3)ハンカチを開く
(4)ハンカチを下に折り返す
(5)ハンカチごと、相手が読める向きにする
(6)両手を添えて相手に差し出す
(7)相手は、香典のみを受け取る

 
以上の流れで、基本的にはふくさに入れた時と同じです。
受付ではお悔みの言葉を伝えますが、香典をお渡しする時にもひと言、「お納めください」「ご霊前にお供えください」などと手短な言葉を添えます。
 

まとめ:香典の渡し方は、相手へ向きを整えます

まとめ:香典の渡し方は、相手へ向きを整えます
香典の渡し方で大切なポイントは、お渡しする時の香典の向きです。
相手に表書きが読める向きへ方向を整えてから、ふくさやハンカチをお座布団にして、相手へ差し出しましょう。

また文字に手が掛からぬよう配慮しながら、両手を添えます。
受付では最初にお悔みの言葉を伝えますが、香典を差し出しながら「お納めください」などのひと言を添えると丁寧です。
 

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Point.1

ご葬儀の不安がなくなります

お葬式は地域の風習によってやり方が違います。相談で不安や悩みの解決策が見つかりますので、ご都合のつく時に相談に訪れることをおススメします。

Point.2

葬儀費用がわかります

葬儀費用は相談内容や葬儀社によって変わります。後悔しないために複数の葬儀社でお見積りを取ることをおススメします。

Point.3

ご希望のお葬式ができます

相談される方のご希望のお葬式に添えるように、下準備も含めて事前にご相談ください。

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