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お葬儀の豆知識

2024/01/04

葬儀に赤ちゃんを連れて行ってもいい?赤ちゃんと行く葬儀マナー、服装や持ち物、注意点

葬儀に赤ちゃんを連れて行ってもいい?赤ちゃんと行く葬儀マナー、服装や持ち物、注意点
・葬儀に赤ちゃんを連れて行ってもいい?
・赤ちゃんと参列する葬儀マナーは?
・葬儀に赤ちゃんを連れて行く持ち物、服装は?

預かりなど準備ができない突然の葬儀では、赤ちゃんを連れた参列がマナー違反にならないか、連れて行ってもいいものか、判断に迷いますよね。

本記事では葬儀に赤ちゃんを連れて行っても良いか判断するポイントや、葬儀に赤ちゃんとともに参列するマナー、便利な持ち物や注意点が分かります。

 

葬儀に赤ちゃんを連れて行ってもいい?

葬儀に赤ちゃんを連れて行ってもいい?
◇故人が親族であれば、葬儀に赤ちゃん同席の参列を検討します

参列者は故人を偲び葬儀会場に訪れますので、基本的には赤ちゃんを連れての参列は避けるべきですが、一般的に親族の葬儀では赤ちゃん連れの参列も多いです。

ただ葬儀は短時間ではないので、葬儀に新生児の赤ちゃんを連れての参列は、あまり現実的ではありません。

 

<赤ちゃんと母親の健康が最優先>
生後1ヶ月以内の赤ちゃんは、まだ体温調節が上手くできず、抵抗力もありません。
母親も床上げ前なので、周囲も気遣いを考えると控えた方が良いでしょう。

 
一般参列者であっても、故人が赤ちゃんを特に可愛がっていたり、遺族から参列を望まれた場合には、参列を検討することがあります。

 

葬儀に赤ちゃんと参列するケース

葬儀保険とは
◇遺族、故人の親族の場合、喪主に相談して参列します

遺族であれば、相談のうえ参列を決定することが適切です。
また故人と近しい親族の場合にも、葬儀に赤ちゃん連れで参列する人が多くいます。

ただ親族であっても葬儀に赤ちゃんを連れて行くかどうかは、喪主や遺族と相談して決めることがベストです。

 

<赤ちゃんと参列する判断基準>
①故人との関係 ・故人と近しい関係
・喪家から参列を依頼された
②葬儀の規模 ・小規模の葬儀
・葬儀の参列者の顔ぶれ
③子どもの様子 ・人慣れしている
・静かに参列できるか?
④会場設備 ・控室
・キッズルーム
・授乳室

 
大規模な葬儀では反対に、赤ちゃん連れでの参列でも、お焼香だけ済ませて帰ることがあります。

葬儀に参列する人はどのような人なのか、赤ちゃんが静かにしていられる時間はどれくらいまでなのかを判断して、喪主や遺族と相談しながら決めましょう。

葬儀に赤ちゃんと参列する見解は人によってさまざまです。
判断は難しいところですが絶対的なタブーでも、失礼にあたるとも限りません。

事前に夫婦で話し合ったり、仲の良い親族に相談して判断すると良いでしょう。

 

喪主に相談する

◇喪主に相談して決めることがベストです

親族の場合であってもなくても、必ず事前に喪主や遺族に相談します。
一般参列者であっても、故人が赤ちゃんと親しかったならば「ぜひ参列してほしい」と、控室などを用意してくれるかもしれません。

一方で親族であっても「葬儀当日に突然赤ちゃん連れて参列するのは非常識だ!」と、疎遠になった事例もあります。

また喪主としては葬儀前に赤ちゃんの参列を知ることで、授乳室やおむつ替えスペースがあるかどうかを葬儀会場に確認したり、余計に控室を用意するなどの準備も可能です。

 

火葬場への同行はどうする?

◇火葬場は故人とごく近しい関係の人のみです

葬儀後、赤ちゃんを火葬場まで同行するケースは、遺族など故人と赤ちゃんが特別に近しい関係であるいケースに限られます。

 

●しかも火葬では骨上げまでに約2時間もかかるため、赤ちゃんにとってはかなりの負担です。

 
もしも葬儀後、火葬場まで赤ちゃんと同行するならば、自家用車で火葬場に行くなど、自由に動けるよう考慮しましょう。

どちらにしても遺族に相談することが大切です。
お葬式会場で待機していても失礼には当たりません。

 

葬儀への参列を控えるケース

葬儀に参列できない時は、弔電が便利です
◇一般参列者は、基本的に参列を控えます

葬儀会場で赤ちゃんが急に泣き出すなど、周囲に迷惑をかけることを考慮すると、一般参列者が葬儀へ赤ちゃんを連れて行くことは控えた方が無難です。
ただし遺族から特別に参列を希望されている人は、参列を検討します。

 

●参列しない場合は、できるだけ早く遺族に連絡しましょう。

 
父親方の親族の葬儀では、母子は欠席して父親のみが参列する対策が多いです。
母親方の親族の葬儀では、父親が赤ちゃんと留守番をする対策もあります。

授乳中の0歳の赤ちゃんであれば、母親がお焼香のみ済ませて、その間は葬儀会場付近で父親と赤ちゃんが待っている対策も良いでしょう。

 

葬儀の参列を控える時の対応

◇葬儀に赤ちゃんと参列しなくても弔意を表すことはできます

葬儀に赤ちゃんと参列せずとも、香典を郵送したり弔電や供花を、通夜や葬儀当日に送ることで、弔意を表すことは可能です。

弔電や供花・供物は、訃報を受けてからでもインターネットや電話を介して、通夜や葬儀当日までに手配できます。

 

<弔意の伝え方>
・香典を送る
・弔電を送る
・供花や供物を送る
・後日、弔問をする

 
香典は代理人に持って行ってもらうか、現金書留で郵送するかのいずれかです。
代理人の場合、自分の名前と一緒に左下に「代」と書き、配偶者に代わってもらう場合は「内」と記載します。

 

 

 

葬儀に参列する赤ちゃんの服装は?

葬儀に参列する赤ちゃんの服装は?
◇黒やダークグレー、生成り色などの落ち着いた服を選びます

葬儀に赤ちゃんと参列する際、赤ちゃんの服装は派手な色やデザインの服装を避ける配慮が必要です。

 

<葬儀に赤ちゃんが参列する服装は?>
[色合い] ●落ち着いた色合い
・黒
・ダークグレー
・生成り色
…など
[柄] ・無地
・小さなワンポイント
…など
[その他] ・無地の靴下

 
葬儀に赤ちゃんと参列する場合、赤ちゃんでも素足にするのはおすすめしません。
戦隊モノやキャラクターのデザインなど、派手な模様は避けましょう

 

赤ちゃんの体温調整

◇赤ちゃんは体温調整に配慮します

赤ちゃんが快適に過ごせるよう、服装にも配慮しましょう。
葬儀会場はどこも快適な温度とも限らず、場所によって暑さや寒さが異なることもあるため、脱ぎ着できる前開きの洋服がベストです。

 

<赤ちゃんの体温調整>
・前開きの洋服
・肌着やインナー
・おむつ交換のしやすい服
・通気性の高い素材

 
特にボタンやホックのついた服は、脱ぎ着やおむつ交換に便利でおすすめです。
素材は熱がこもらず風通しが良いものを選びましょう。
吐き戻しやお漏らしを考慮して、通気性の良い予備の服も準備します。

 

赤ちゃんの両親の服装マナーは?

◇両親は準喪服を着用します

葬儀に赤ちゃんを連れた両親に限らず、一般的に喪主以外の参列者は準喪服です。
葬儀に赤ちゃんと参列するお母さんは、授乳がしやすいよう前開きの服装をおすすめします。

 

<準喪服とは>
[男性] ●ブラックスーツ
・白いシャツ
・黒無地のネクタイ
・光沢を避ける
[女性] ●ブラックフォーマル
・黒のワンピース
・黒のアンサンブル
・黒のスーツ
・透ける黒ストッキング
・3cm以内のパンプス

 
小物や靴も光沢のない黒を選び、アクセサリーは結婚指輪と女性はパールの一連ネックレスやひと粒イヤリングは適切ですが、赤ちゃんがいじったり、口に入れることを考慮すると、アクセサリー類は避けた方が無難です。

 

 

[葬儀のアクセサリーマナー]
・意外と知らない葬儀でのアクセサリーマナーとは?必ず付けるもの?選び方や注意点とは?

 

葬儀に赤ちゃんと参列する持ち物

葬儀に赤ちゃんと参列する持ち物
◇喪主や遺族に迷惑がかからぬよう、万全の持ち物で参列します

突然の訃報に参列者だけではなく、喪主や遺族も慌ただしく動き回る葬儀会場では、赤ちゃんと参列したとしても、周囲に迷惑がかからぬよう、万全の体制を整えることが賢明です。

現代では多くの葬儀会場で赤ちゃんに対応していますが、なかには授乳室がなかったり、ミルクのお湯も準備できないことがあります。

 

おむつ替え

◇おむつとおしり拭きの他、ゴミ袋も持参します

現代は多くの葬儀会場でおむつ替えスペースがありますが、なかった時のために防水シートなども用意していくと安心です。
おむつ用のゴミ袋を利用すると、臭いが外に漏れる心配もありません。

 

ミルクや食べ物

◇赤ちゃんは、お腹が空く機嫌が悪くなりやすいです

完全母乳であれば授乳室を確認する他、いざという時のためにケープやスリングなど、隠すものも持参します。

また完全母乳でなければ、葬儀会場で準備ができない可能性まで配慮して、粉ミルクの他にお湯も水筒に入れて行くと良いでしょう。

離乳食では、パウチのものだと食器が必要になるため、そのまま食べられる瓶タイプが便利です。

 

タオルやおくるみ

◇赤ちゃんの体温調節に活躍します

赤ちゃんは体温調節が得意ではなく、すぐに体温が奪われたり、肌荒れを起こすなど、わずかな刺激でも過敏に反応し、とてもデリケートです。

タオルやおくるみは、ちょっとした温度変化にもすぐに対応できます。
素材としては、刺激の少ないコットン素材がおすすめです。

 

着替え

◇赤ちゃんの着替え複数枚持って行くと安心です

お葬式は長時間にわたります。
慣れない場所での授乳やおむつ替えで服を汚してしまったり、体温調整が上手くできずに汗をかいてしまう赤ちゃんも多いです。

 

<赤ちゃんの着替え目安>
・着替えを2~3着ほど
・肌着の着替え
・スタイの替え

 
また慣れない環境で赤ちゃんが吐き戻すなどの可能性もあるので、赤ちゃんのお世話をする両親も、ある程度の着替えを持ってきておくと便利です。

 

おもちゃ類

◇あもちゃ類は音の出ないものを持参します

赤ちゃんがぐずったり不機嫌になった時に、お気に入りおもちゃ類やタオルは助かるアイテムです。

乳児はおもちゃの代わりに、ボーロやせんべいなどの軽いおやつでも良いでしょう。

布絵本やひも遠しおもちゃなど、赤ちゃんが心地よく集中して遊べる、音の出ないものを、いくつかピックアップして持参します。

 

母子手帳

◇赤ちゃんの体調が悪くなった時に対応できます

葬儀に赤ちゃん連れで参列する際、母親が最も心配になるのは赤ちゃんの体調です。
近所の葬儀会場であれば、いつでも自宅に帰ったり、行きつけの病院を受診できますが、多くは少し離れた距離の葬儀会場でしょう。

長時間慣れない環境に身をおくため、より赤ちゃんの体調が変化することも考えられますので、母子手帳や赤ちゃんの健康保険証は持ち歩くと安心です。

 

葬儀に赤ちゃんと参列する時の確認事項

葬儀に赤ちゃんと参列する時の確認事項
◇葬儀会場の設備を確認し、赤ちゃんとの参列を決めると良いでしょう

葬儀に赤ちゃん連れで参列する際、まず喪主や遺族に相談しますが、それとともに葬儀会場や葬儀社のスタッフに、赤ちゃんに対応できるか確認すると安心です。

葬儀場によっては、赤ちゃんを受け入れる施設も増えています。
葬儀会場によって違いはありますが、赤ちゃん連れでの参列を相談したところ、控室が準備されたケースもあるほどです。

 

<葬儀会場に確認したい設備>
①設備の有無 ・授乳室
・キッズルーム
②設備の利用方法 ・設備の場所
・設備の使い方

 
葬儀が始まってからだと、スタッフも式の進行に忙しくなるでしょう。
赤ちゃんが泣き出した時にすぐ対応できるよう、葬儀会場に着いたら、改めて場所や使い方を確認します。
控室があれば、赤ちゃんが寝てしまっても安心ですね。

 

ベビーカーの使用や席を確認

◇出入り口に近い席を利用します

授乳やおむつ替え、泣き出してしまった時など、素早く退場することも、葬儀に赤ちゃん連れで参列するマナーです。
そのため葬儀会場での座席は、できるだけ出入り口に近い場所を選びましょう。

 

●喪主や遺族に事前に事情を説明すれば、必要な配慮を受けることができます。

 
またベビーカーは、葬儀に限らずいろんな場面で便利ですよね。
葬儀会場によっては、会場内でベビーカーを使用できる施設もあるので、事前に葬儀社のスタッフに確認してみると良いでしょう。

 

ベビーシッターも検討する

◇最近は当日にベビーシッターを手配できる地域もあります

最近は当日にベビーシッターを手配できる地域もあります。
母親が離れると泣いてしまう赤ちゃんでも、葬儀会場まで一緒に来てくれるベビーシッターもいるので、探してみるのも一案です。

 

葬儀に赤ちゃんと参列するマナー

葬儀に赤ちゃんと参列するマナー
◇葬儀会場に到着次第、まず遺族に挨拶をしましょう

そのうえで出入り口付近の席に座るなど、遺族に迷惑をかけないよう配慮します。
それでも赤ちゃんが落ち着かず、泣いてしまうことも多いです。

 

●そんな時は、焼香の時だけ参列することも失礼にあたりません。

 
頻繁に席を外したり、赤ちゃんが落ち着かないならば、両親の気持ちも楽ですし、参列者もゆっくりと故人とお別れができるでしょう。

 

泣き出してしまったら?

◇葬儀会場から出ても失礼ではありません

赤ちゃんが泣くのは仕方ありません。
周囲は温かく受け止めてくれる葬儀も多いですが、葬儀が落ち着かず雰囲気を壊したり、進行を妨げたりすることは避けたいですよね。

 

●赤ちゃんが泣き出したら、葬儀会場から出て赤ちゃんをあやします。

 
スムーズに会場を行き来できるよう、最初から出入口付近後ろの目立たない席を選んでおくことが葬儀に赤ちゃん連れで参列するマナーです。

 

お焼香でのマナー

◇片手のお焼香でも問題はありません

葬儀では一般的に必ず行われる儀式がお焼香ですが、赤ちゃんを抱っこしながら両手で合掌するのは難しいです。

 

<赤ちゃん連れのお焼香>
①赤ちゃんを預ける ・お焼香のみ預ける
…など
②抱っこしてお焼香をする ・抱っこ紐の使用も可
・片手のお焼香も可

 
特に抱っこ紐を使用してお焼香をすることで、慣れない場所でも母親と赤ちゃんが密着するため、赤ちゃんが安心して落ち着いているケースは多くあります。

両手で合掌ができなくても、片手で問題はありません
喪主や遺族も様子を見て理解しているので、心を込めて弔意を表すことが大切です。

 

火葬場でのマナー

◇火葬場まで同行すると赤ちゃんの負担が大きいです

故人の家族など、近しい関係性では葬儀後に火葬場まで赤ちゃんと同行することもありますよね。

 

●けれども火葬場は、骨上げまで長丁場です。

 
火葬場には赤ちゃん対応の設備を備えた施設も少なく、赤ちゃんの負担まで考慮すると、ムリをしてまで同行する必要はありません。

火葬場に同行する場合は、いつでも赤ちゃんの様子に応じて対応しやすいよう、自家用車などを利用することをおすすめします。

 

まとめ:喪主に相談して葬儀に赤ちゃん連れの参列を検討します

まとめ:喪主に相談して葬儀に赤ちゃん連れの参列を検討します
一般的に故人の家族や親族であれば、葬儀に赤ちゃんを連れて参列する人が多いものの、赤ちゃん連れの葬儀に対する見解は人によってさまざまです。

「故人を偲ぶ葬儀に赤ちゃんを連れてくるなんて!」と言う親族もいれば、「故人と最期の別れなのに、赤ちゃん(子ども)を連れてこないなんて薄情な!」と、身内でトラブルになった事例もあります。

そのためまずは、喪主や遺族に相談をして決めると良いでしょう。
事前に相談をすることで、喪主や遺族が赤ちゃん用の控室を用意してくれたり、充分な設備のある葬儀会場を選んでくれることもあります。

 

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Point.1

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Point.2

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Point.3

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