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2025/09/27 沖縄の伝統文化

沖縄の葬儀にかかるお悔やみ欄・斎場費用と全体費用まとめ

沖縄の葬儀には、全国でも特徴的な要素があります。その一つが新聞のお悔やみ欄に葬儀情報を掲載する慣習、もう一つが斎場利用のあり方です。これらは費用に直結する部分であり、葬儀の総額に大きく影響を与えます。本記事では、お悔やみ欄の掲載料と斎場費用に焦点を当てつつ、全体の費用感を整理していきましょう。

新聞のお悔やみ欄への掲載料

かつての沖縄の一般葬では、近隣住民や知人、同僚など多くの人が参列する「地域全体の行事」といった側面を持っていました。そのため、新聞のお悔やみ欄に会場や日時を告知し、幅広く参列を受け入れることが一般的でした。

新聞掲載料の一例
・琉球新報:約7万円(税込)
・沖縄タイムス:約7万円(税込)
合計:約14万円

規模の小さな家族葬ではお悔やみ欄を利用しないケースも増えており、代わりにネット上の弔事情報サービスを活用する家庭もあります。沖縄タイムスも琉球新報も新聞のお悔やみ欄に加え、それぞれ独自のお悔やみサイトも毎日更新しています。

▼お悔やみ速報 沖縄「しばダビ」https://okuyami-sokuho.com/
▼琉球新報おくやみ情報https://shimpo-okuyami.com/

インターネット掲載であれば約22,000円程度で済むこともあり、費用負担を軽減できる選択肢として注目されています。

斎場へ支払う費用

沖縄では自宅葬も珍しくありませんが、参列者が100人を超えるような一般葬では、セレモニーホールなどの斎場を利用することが多いです。

斎場費用の一例
・セレモニーホール利用(参列者198人):約12万円

一方、小規模葬や自宅葬では会場費がかからず、0円で済む場合もあります。ただし最近では、通夜までの日数が空くケースも増えており、その間に葬儀社の安置室を利用すると、日数分の追加費用が発生します。

沖縄の葬儀費用の総額例

沖縄での葬儀にかかる「葬儀社費用」「火葬費用」「お布施」「お悔やみ情報の掲載料」「斎場費用」などを合算すると、沖縄でのおおよその葬儀費用の一例は以下のようになります。

大規模葬儀(参列者200人ほど)
①葬儀社費用:70万円
②火葬費用:2万5千円
③お布施:7万円
④お悔やみ欄掲載料:15万円
⑤斎場費用:12万円
————————-
合計:約106万円

<小規模葬儀(参列者30人ほど・自宅葬)
①葬儀社費用:37万円
②火葬費用:2万5千円
③お布施:7万円
④お悔やみ欄掲載料:0円
⑤斎場費用:0円
————————-
合計:約47万円

◇葬儀費用を抑えるための工夫
それでもまだ葬儀費用を抑えたいという場合は、参列者数や会場規模・祭壇のグレードを調整して家族葬スタイルを選んだり、新聞ではなくネットのお悔み情報を利用したり、自宅葬や簡素な祭壇を選んだりなどの工夫によって葬儀費用を抑えることができますので、事前に予算を決めて葬儀社と打ち合わせを行うようにしましょう。

まとめ

沖縄の葬儀費用は、必ずしも全国平均より高いわけではありません。しかし、新聞掲載料斎場利用料が加わると100万円を超えることもあり、遺族にとって大きな負担となります。

一方で、小規模葬や自宅葬であれば50万円未満に抑えることも可能です。重要なのは「どの程度の規模で葬儀を行うのか」を事前に決め、葬儀社としっかり打ち合わせをすることです。

マナーを守りつつ、故人や遺族の意向を大切にした葬儀を行うためには、費用の内訳を理解しておくことが欠かせません。沖縄の葬儀は地域文化を反映した大切な儀式であり、その準備と費用の見通しを持つことが、安心につながるでしょう。