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お葬式の豆知識

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2025/09/27 葬儀の知識

沖縄の火葬場での手続き・分骨・お斎の準備と心付けマナー

沖縄の葬儀は本土とは少し異なる習慣を持ち、火葬や納骨の流れにも独自の特徴があります。家族や親しい人が亡くなったとき、火葬場での手続き分骨の準備、お斎(会食)の段取りなどを知っておくことは、遺族にとって大きな助けになります。ここでは、沖縄で火葬場を利用する際に必要な流れと、注意すべきマナーを解説します。

火葬場での手続き

◇死亡届と火葬許可証
家族が亡くなると、まず医師から死亡診断書を受け取ります。これを役所へ提出すると火葬許可証が発行されます。この許可証がなければ火葬はできないため、非常に重要な書類です。多くの場合、この役所への提出から火葬場での手続きまでを葬儀社スタッフが代行してくれるため、遺族が直接対応する部分は少なく済みます。

火葬場での具体的な流れ
火葬場に到着すると、まず火葬許可証を火葬場スタッフに提出します。火葬を終えると埋葬許可証が発行され、これにより墓地や納骨堂へ遺骨を納めることができます。さらに、分骨を希望する場合には分骨証明書をその場で受け取ることができます。

火葬場での手続き
①火葬許可証の提出
②埋葬許可証の受け取り
③(必要があれば)分骨証明書の受け取り

火葬場での手続きは、基本的に葬儀社スタッフが行ってくれますし死亡届の提出から葬儀社スタッフが代行してくれることは多いので、火葬場での具体的な手続きなども、葬儀社スタッフに頼りましょう。

分骨は火葬場で済ませるのが便利

◇「分骨」を行いたい場合は火葬場で済ませるとスムーズ
親族間で遺骨を分けて供養する「分骨」が行われることもあります。この場合、火葬場で分骨を済ませるのが最もスムーズです。なぜなら、一度お墓に埋葬してしまうと、お墓から遺骨を取り出すにあたり「改葬許可」が必要になるなど、手続きが複雑になります。

その点、火葬場で分骨をしてしまえば、その場で「分骨証明書」を発行してくれるので、負担が少なく確実です。

お斎(おとき)の準備と注意点

火葬を終えると、参列者をもてなすお斎(会食)が開かれることがあります。沖縄では親族や近しい人が多く集まるため、食事の準備や会場手配も重要です。

僧侶への食事の用意:お斎では僧侶も招かれるため、精進料理や控えめな献立を整える

会場の準備:自宅で行う場合もありますが、最近は斎場や食事処を利用することが一般的
参列者の人数を把握:事前におおよその人数を確認し、料理の量や席を確保しておくことが大切

お斎は遺族にとっても参列者に感謝を伝える場であるため、準備は細やかに進めましょう。

火葬場スタッフへの心付けマナー

沖縄の火葬場では、地域や施設によってスタッフに「心付け」を渡す習慣が残っている場合があります。

金額の目安:1人あたり1,000~3,000円程度
渡し方:必要であれば、喪主が直接渡すのではなく、当日に葬儀社スタッフへ託すのがスムーズ

必ず必要というわけではありませんが、事前に葬儀社へ確認しておくと安心です。

忙しい火葬当日の心得と役割分担

火葬当日は、家族との最後の対面であると同時に、喪主や遺族は参列者への挨拶や手配で多忙を極めます。そのため、できる部分は葬儀社スタッフや世話役に任せることが大切です。

火葬許可証や埋葬許可証など、重要書類は葬儀社に管理を委ねる
・分骨や心付けなど細かい対応も、事前に相談しておく
・無理をせず、役割分担を意識する

遺族がすべてを抱え込まず、周囲の協力を得ながら進めることで、葬儀は滞りなく進行し、故人を穏やかに見送ることができます。

まとめ

沖縄における火葬場での流れは、死亡届から火葬許可証の取得、火葬、そして埋葬許可証分骨証明書の受け取りまで、一連の手続きが葬儀社スタッフを中心に進められます。分骨を希望する場合は、火葬場で行うのが最もスムーズで、後の手間を省けます。

さらに、火葬後のお斎や心付けなど、地域独自の慣習も残っており、参列者への配慮やスタッフへの感謝を示すことが大切です。

葬儀は遺族にとって心身ともに大きな負担ですが、葬儀社や世話役と連携し、適切に役割分担を行えば、落ち着いて故人を送り出すことができます。沖縄の文化やマナーを理解した上で、事前に心構えを持っておくことが、遺族にとっても大きな安心につながるでしょう。