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お葬式の豆知識

TOPお葬式の豆知識法要喪主が把握しておきたい花輪や供花の配置順の5つの基本ルールとは?
2025/05/28 法要

喪主が把握しておきたい花輪や供花の配置順の5つの基本ルールとは?

葬儀では一般的に祭壇に花輪や供花を配置しますが、遺族となった際、その配置順に悩む人は少なくありません。基本は故人と関係性の深い順番で並べますが、もし間違えてしまうと、せっかく贈っていただいた人の機嫌を損ねてしまう可能性もあります。

花輪や供花を贈っていただく方は身内だけではなく、会社関係者からも贈られるため、「こんなに世話してやったのに、私の供花がなんであんなに後ろなんだ!」という声も聞かれます。今回は、喪主が把握しておきたい供花や花輪の配置順についての5つの基本ルールをご紹介します。

供花や花輪の配置順番

一般的な葬儀では遺影を中心として祭壇を飾っていきます。そのため、贈られた花輪や供花は祭壇を囲むように、故人と縁の深い人々の花輪や供花から右・左と順番に配置していきます。配置の順番は下記の通りです。

<供花や花輪の配置順番>
喪主の花輪
①喪主の兄弟
②喪主の姉妹
③喪主の子供
④故人の兄弟、姉妹
⑤故人の妻の兄弟、姉妹
喪主の兄弟、姉妹の子供
⑦喪主の妻の両親
⑧喪主の兄弟の妻の両親
⑨喪主の姉妹の旦那
⑩喪主の従兄弟姉妹
⑪故人の友人
⑫喪主の会社関係者

配置は喪主が決めていきますが、喪主が悩みやすい配置のポイントは、会社関係者の順番でしょう。上記のことから会社関係者や知人友人は⑪⑫なので、祭壇の最も手前の左右に配置していますがこの並べ方には正解がなく、地方によって考え方も変わることがあります。もし不安があるならば故人と近しい親族に相談しましょう。

花を飾る時の5つの基本ルール

次は飾る時の5つの基本ルールをみていきましょう。葬儀で花輪や供花を置く配置は①から縁が深い順番になりますが、人間関係というよりは血縁関係が濃い順番が基本です。

<花を飾る時の5つの基本ルール>
①花の配置は喪主が決める
・右左と交互に配置していく
・右と左では、右の方が縁が深い
②最上段、祭壇の両脇には喪主の花輪
③故人と血縁関係の濃い身内から配置
④身内の後に会社関係者、知人友人
⑤「花を飾らない」と言う判断も増えた

そのため通常は身内から1番奥(上段)になり、祭壇から同じ順番の左右で見る場合は右側がより故人との縁が深い位置になります。

①花の配置は喪主が決める

現代、葬儀はほとんどは葬儀社のスタッフが主導して進めてくれますが、喪主や遺族にしか進められないのが、この花の配置決めと遺影の準備です。そのため、喪主は花の贈り主と故人との関係性まで把握して、配慮する必要があるので注意しましょう。

◇花の配置は喪主が決める
喪主が決めると言っても困った時には、斎場や葬儀社スタッフに相談もできます。ただ、故人との関係性が分からないままだと、斎場の方も適切にアドバイスができません。関係性がわからないまま配置してしまい、それを見た送り主が腹を立ててしまうこともあるので、喪主はあらかじめ参列者のリストアップをして近しい親族と関係性を確認しておくとよいでしょう。

②最上段、祭壇の両脇には喪主の花輪

一般的には祭壇の上段、左右の最も近い部分に、喪主の花輪が配置されます。沖縄では花輪を送る場合、左右一対二輪を贈る人が多いですが、もし一輪で送られた場合は「右から縁が深い順番」として飾ればよいでしょう。

③血縁関係の濃い身内から配置

喪主の花輪の次は、①祭壇に近い、②右側が故人と縁が深い、という順番で身内から配置します。祭壇を目の前にした時に「1番目につく場所」が、故人との関係性が深い人たちから贈られた花輪や供花を置くというのがルールです。

まれに故人の幼馴染みや親友などを身内と同じ扱いをする場合もあります。花輪を飾る順番は「絶対」という決まりではないので、喪主やご遺族の気持ちを優先して配置しましょう。

④会社関係者、知人友人

基本的に身内の供花や花輪はある程度位置が決まっているので、さほどトラブルにはなりにくいですが、喪主が悩みやすいポイントは何と言っても会社関係者との関係性です。

<会社関係者から贈られた花>
一般的に生前にお世話になった会社を優先して配置しますが、ご縁が深い順番という点では身内と同様です。上司先輩後輩などは関係なく、基本は縁の深さで判断しますが、ここも喪主としては判断に悩む点だと思います。故人との関係性が分からない場合、親族間でよく相談しましょう。

まとめ

今回は、喪主が把握しておきたい花輪や供花の配置順についての5つの基本ルールについてお伝えしました。故人の職業によっては、会社関係者の花輪や供花の配置に最後まで悩むポイントかもしれません。

また、花輪や供花が多く贈られた場合でも飾るスペースは限られてきます。よく廊下に飾られることもありますが、これを「失礼になるのでは?」と気を揉む喪主やご遺族もいるかもしれません。

そこで、最近では「御花を飾らない」「花輪や供花を辞退する」など思い切った判断をするご遺族も増えています。何よりも喪主やご遺族にとって滞りなく故人を偲ぶ場となるように、親族とも相談をしながら、それぞれの状況に応じた判断をするようにしてください。