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2025/03/01 葬儀マナー

お悔やみの言葉をLINEで伝えることは失礼?LINEでの基本マナーとは?

昨今はLINEで訃報を受けることも多く、総じて、お悔やみの言葉の返信もLINEでする機会も増えました。ただ、気軽さも相まってお悔やみの言葉に対してのマナーや注意点に戸惑う声も少なくありません。

今回は、LINEでお悔やみの言葉を送って良い相手送るタイミング、言葉選びやマナー、注意点などについて記したいと思います。

お悔やみの言葉をLINEで伝えても良い?

◇LINEで訃報を受けた時はLINEで返信
現代では訃報を最も早く伝える手段としてLINEを使う人も増えました。例えば仲の良い友人から家族の訃報をLINEで受けたなら、お悔やみの言葉もLINEで返信して構いません。

ただし、相手から訃報の連絡を受けていない状態で、お悔やみの言葉をLINEで送ることは極力避けたほうがよいでしょう。身内に不幸があった場合には心身ともに憔悴している可能性もありますし、葬儀の準備もあって忙しい可能性もあります。既読スルーになって双方が心の負担になる可能性もあるので、個別に長々としたやり取り控えたほうが良いでしょう。

お悔やみの言葉を伝える基本マナー

◇お悔やみの言葉は基本マナーに従う
LINEだと手紙弔電よりもカジュアルな通信手段となるため、お悔やみの言葉を伝える相手は気の置けない友人などに限ったほうがよいでしょう。それでも、相手と直接対面できないからこそ、基本的なお悔やみの言葉を伝えるマナーは押さえつつ、寄り添う言葉を添えられると弔意が伝わりやすいでしょう。

①時候の挨拶はいらない
一般的なご挨拶であれば「新春の候」など、季節を感じる言葉から始めるのがマナーとされます。ただし、お悔やみの手紙であれば便せん1枚に留めて簡潔に納めるため、時候の挨拶をスキップしてお悔やみの言葉から入るのが基本です。同じように、LINEでお悔やみを送る場合は、直接内容を書き出すほうがよいでしょう。

<LINEでのお悔やみの文例>
「○○○○様
この度は○○様の突然の訃報に際し 驚きを隠せません」 

このような書き出しとして、長文にならず、簡潔にまとめることがお悔やみの手紙のマナーです。返信については相手が忙しいであろうことに配慮し「ご返信には及びません」などの一言を添えると良いでしょう。

②故人の敬称に配慮する
お悔やみの手紙では相手から見た故人の敬称とするので、LINEでも同じようにしましょう。さまざまな敬称がありますが、下記ではその一部をご紹介します。

<故人との関係と敬称>
・妻 奥様、御令室様
・夫 旦那様、ご主人様
・息子 ご子息様、ご令息様
・娘 お嬢様、ご令嬢様
・父親 お父様、ご尊父様
・母親 お嬢様、ご令嬢様
・義母(夫方) お母様、お義母様
・義父(夫方) お父様、お義父様
・義母(妻方) お母様、ご岳母様
・義父(妻方) お父様、ご岳父様

義理のご両親についてのお悔やみの言葉であれば、実両親と同じく「お父様・お母様」で合わせて問題ありません。

③忌み言葉を避ける
お悔やみの言葉を伝えるのであれば、LINEやメール、手紙に関わらず、不吉とされる忌み言葉は避けるようにしましょう。忌み言葉はたくさんありますが、文章だけではなく口頭でも配慮しなければなりません。特に下記の点には常に意識して言葉を使用しましょう。実際に葬儀会場や弔問に訪れるのであれば口頭でお伝えする言葉としても気をつけるようにしてください。

<忌み言葉とは>
①不幸を連想 ・重ね言葉…重々・くれぐれも、など
・続き言葉…再び・追って、など
②不吉な言葉 ・苦労の多い
・忙しい、など
③縁起が悪い ・四(死)、九(苦)、など
④直接的な表現 ・急死…「突然のこと」へ置き換え
・生きていた…「お元気な時」へ置き換え
⑤配慮に欠いた言葉 ・亡くなった原因を聞く
・亡くなる直前の話、など
⑥宗旨宗派に配慮 ・仏式…「ご冥福をお祈り…」、「お悔やみを申し上げ…」を使用
・神式…「安らかに…」、「平安に…」などを使用
・キリスト教式…「安らかに…」、「平安を…」などを使用

宗旨宗派については通夜や葬儀の案内を受けていないと分からないこともありますので、「お悔やみ申し上げます」「残念でなりません」など、宗旨宗派を問わない言葉を使うと安心です。

まとめ

LINEによるお悔やみの言葉を伝えるマナーについてご理解いただけましたでしょうか。基本的な言葉使いは手紙などの文面を送る場合と同じと考えれば良いです。ただ、LINEでやり取りをする関係だと、どうしてもカジュアルな言葉遣いになりがちですが、お悔やみの場面では相手もセンシティブになっているので、なるべく相手の立場を考慮して、LINEで送るべきか、別の方法は無いかを立ち止まって考えつつ、送る場合には丁寧な文面を心がけるようにしましょう。