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お葬儀の豆知識

2022/10/04

【葬儀の進め方】喪主が決める花輪や供花を配置する順番、5つの決まり事

【葬儀の進め方】喪主が決める花輪や供花を配置する順番、5つの決まり事
沖縄の葬儀では祭壇に花輪や供花を配置しますが、いざ遺族として沖縄で葬儀の花輪や供花を受け取ると、その配置に悩む人は多いです。

沖縄の葬儀で花輪や供花の配置は、喪主が葬儀社スタッフに指示をしながら、遺影から故人と関係性の深い順番で並べます。
そのため間違えてしまうと、せっかく贈っていただいた人の機嫌を損ねてしまいかねません。

特に沖縄の葬儀で花輪や供花は身内だけではなく、会社関係者からも送られるため、「何でこんなに世話してやったのに、私の供花があんな後ろなんだ!」と言われた体験談もあるほどです。

そこで今回は、参列者が不快にならないために喪主が把握しておきたい、沖縄の葬儀での、供花や花輪の配置、順番などをご紹介します。
 

沖縄の葬儀、供花や花輪の配置順番

沖縄の葬儀、供花や花輪の配置順番
ほとんどの葬儀では遺影を中心とした祭壇を飾ります。

沖縄の葬儀で送られた花輪や供花は、祭壇を中心として囲むように、右・左と順番に故人と御縁の深い人々の花輪や供花から配置していく方法が一般的です。
 

<沖縄の葬儀、供花や花輪の配置順番>
●喪主の花輪
(1)喪主の兄弟
(2)喪主の姉妹
(3)喪主の子供
(4)故人の兄弟、姉妹
(5)故人の妻の兄弟、姉妹
(6)喪主の兄弟、姉妹の子供
(7)喪主の妻の両親
(8)喪主の兄弟の妻の両親
(9)喪主の姉妹の旦那
(10)喪主の従兄弟姉妹
(11)故人の友人
(12)喪主の会社関係者

 
沖縄の葬儀で喪主が悩みやすい花輪や供花の配置は、会社関係者の順番ですが、この並びから故人の会社関係者や知人友人の花は、1番手前になります。

ただし、この並べ方には正解がなく、地方によって考え方も変わることがあるでしょう。
もし分からない、不安があるならば親族に相談すると安心です。
 

沖縄の葬儀、花を飾る基本ルール

沖縄の葬儀で花輪や供花を置く配置は(1)から、御縁が深い順番になりますが、人間関係として深い関係性を優先するのではなく、基本的には血縁関係が濃い順番です。

そのため、沖縄の葬儀で花輪や供花を配置する優先順位としては、身内から1番奥(上段)になり、祭壇から同じ距離(順番)の左右で見る場合、右側がより故人と縁故が深い配置とします。
 

<沖縄の葬儀、花を飾る基本ルール>

(1)花の配置は喪主が決める
・右左と交互に配置していく
・右と左では、右の方が縁故が深い

(2)最上段、祭壇の両脇には喪主の花輪
(3)故人と血縁関係の濃い身内から配置
(4)身内の後に会社関係者、知人友人
(5)「花を飾らない」と言う判断も増えた

 
また沖縄の葬儀で送られる花の種類は、仏式であれば白い菊百合の花、カーネーションなど、キリスト教式であれば百合や小菊などが多く、キリスト教式では少し淡い色の花々も多いです。

また神式でも菊や百合・カーネーションの3種は多いのですが、特に胡蝶蘭も使われたり、淡い黄色の花々も見受けます。

●特に並べ方の順番がわからない時は、斎場や葬儀社スタッフに聞いてみましょう。
 

※沖縄の葬儀で送る花の種類や花輪の送り方、マナーについては下記をご参照ください。
【沖縄の葬儀マナー】花輪や供花を送る方法は?花の種類や色合い5つのマナー

 

(1)花の配置は喪主が決める

(1)花の配置は喪主が決める
●沖縄の葬儀で祭壇に飾る花の配置は、喪主が決めます

現代、沖縄の葬儀はほとんど葬儀社スタッフが主導して進めてくれますが、そのなかでも喪主や遺族にしか進められない事柄が、この花の配置決めと遺影の準備です。

沖縄の葬儀で喪主は、花輪や供花の贈り主と故人との関係性まで把握し、配慮しなければなりません。
 

<沖縄の葬儀で花の配置は喪主が決める>
●そのため喪主は、あらかじめ参列者のリストアップをしておくと、スムーズに順番を決めることができるでしょう。

 
喪主が決めると言っても、沖縄の葬儀で花の配置に困った時には、斎場や葬儀社スタッフに相談もできますが、故人との関係性が分からないままだと、斎場の方も適切なアドバイスができません。

送り主の関係がわからないまま、沖縄の葬儀で供花や花輪を置いてしまうと、腹を立てる参列者もいるので注意が必要です。
 

(2)最上段、祭壇の両脇には喪主の花輪

一般的な沖縄の葬儀では祭壇の上段、左右の最も近い部分に、喪主の花輪(供花)が配置されます。
 

<沖縄の葬儀、花輪は2輪一対が多い>
●沖縄では葬儀に花輪を送る場合、左右一対の2輪を送る人もいるでしょう。

 
…けれども1輪で送られた場合、右か左では「右から縁故が深い順番」で飾ります。
 

(3)故人と血縁関係の濃い身内から配置

(3)故人と血縁関係の濃い身内から配置
祭壇に向かい左右一対2輪、喪主の花輪が飾られた後は、①祭壇に近い順番、②右側が故人と縁故が深い、順番で身内から配置します。
 

<沖縄の葬儀、花の順番は「目に付く場所」から>

●これは、祭壇を目の前にした時に「1番目につく場所」から、故人との関係性が深い人たちから送られてきた供花を置くためです。

 
またしばしば故人の幼馴染みや親友など、生前に故人と深い関係性を築いた知人友人などから贈られた花輪や供花に対して、身内と同じ扱いをする沖縄の葬儀もあります。

沖縄では葬儀マナーとして花輪や供花を飾る順番に配慮しますが、「必ず」と言った決まり事でもないため、喪主やご遺族の気持ちを優先しても、問題はありません。
 

(4)身内の後に会社関係者、知人友人

(4)身内の後に会社関係者、知人友人
このように沖縄の葬儀では、身内の供花や花輪を並べる際には、ある程度位置が決まっているため、さほど考えなくてもトラブルにはなりにくいです。

しかし、沖縄の葬儀で喪主が悩みやすい花輪や供花の配置は、何と言っても会社関係者から贈られたものです。
 

<沖縄の葬儀、会社関係者から贈られた花>

●一般的には、より故人が生前にお世話になった会社を優先して配置します

 
故人との御縁が深い順番からと言う点では、身内からの供花と同様です。

会社の上司、先輩か後輩か、などの生前の関係性とは関係なく、御縁の深さで判断しますが、この点も喪主としては、判断に悩む点ではないでしょうか。

ただ付き合いが深い会社の供花よりも、関係が薄い人の供花を配置してしまうと、供花を送ってくれた相手に、不快な思いをさせてしまう恐れもあります。
 

●また故人との関係性が分からない場合は、親族間でよく相談するといいでしょう。

 
1人で勝手に決めてしまうと、後々トラブルにもなりますので注意してください。
 

最後に

今回は、喪主やご遺族が沖縄の葬儀で悩みやすい、花輪や供花を配置する順番、基本的なルールをお伝えしました。

ただ故人の職業によっては、会社関係者の花輪や供花の配置に最後まで悩む喪主やご遺族も少なくありません。

特に多くの花輪や供花が贈られても、花を飾るスペースは限られてきます。
廊下に飾る様子もしばしば見受けますが「失礼になるのでは?」と気を揉む喪主やご遺族もいるでしょう。

そこで思い切った判断として、最近の沖縄の葬儀では「御花を飾らない」「花輪や供花を辞退する」などのスタイルも見受けるようになりました。

何よりも喪主やご遺族にとって滞りなく故人を偲ぶ場となるよう、親族とも相談をしながら、それぞれの状況に応じた判断をすると良いでしょう。
 

※沖縄の葬儀で行う喪主挨拶について、下記で詳しく解説しています。
【沖縄の葬儀】通夜での喪主挨拶。把握したい6つのタイミングと挨拶例文

 

まとめ

花輪や供花を飾る順番、5つの決まり事とは

(1)花の配置は喪主が決める
・右左と交互に配置していく
・右と左では、右の方が縁故が深い

(2)最上段、祭壇の両脇には喪主の花輪
(3)故人と血縁関係の濃い身内から配置
(4)身内の後に会社関係者、知人友人
(5)「花を飾らない」と言う判断も増えた

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